ルーツの旅

ルーツの旅

世の中に溢れる様々なもの、の中から気になるものを拾い上げてそれのルーツをたどります。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

利き手の旅

僕は左利きです。 我が家レベルで元を辿れば父も兄も元々は左利きでした。なので利き手に遺伝的要因が強く影響されることを僕は身をもって実感しています。ただ、父も兄も幼少期に矯正して右利きになっていたので、僕が物心ついた時には二人とも右手で食事を…

純喫茶と贅沢とユーモアの旅

2018年、僕の中では空前の純喫茶ブームが来ています。 舌が敏感な方ではない僕の心をくすぐるのはもっぱら、癖のある看板のロゴや、古びた木のテーブル、銀の砂糖入れ、厚みのあるおしぼり、黄ばんだメニューなど、お店の環境を作っているハードの部分です。…

電話の旅

スマートフォンって便利。 電話機能は当然ありながら、ある時は目覚まし時計になり、ある時はカメラになり、ある時はラジオになり、ある時は辞書になり、ある時は財布になり、ある時はゲーム機になり、エトセトラエトセトラ。この機器のおかげで僕らの生活は…

ポップコーンとプルーストの旅

映画館の匂いが好きです。 ロビーに入るやいなや漂う、あのキャラメルポップコーンの匂い。 大抵はポップコーンもコーラも買わず、目当ての作品のチケットを買ってさっさと上映のシアターに入ってしまうことが個人的にはほとんどなのですが、あの幼いエンタ…

ばらばらと世界の旅

星野源の「ばらばら」という歌がものすごく好きで、今日も聴いていました。 その中でサビに出てくる「世界はひとつじゃない」ってフレーズを聞いて、いつもは別になんとも思わないんですが、今日はなんかゾワッとして。なんでだろうと考えた挙句、 世界って…

火の旅

僕が高校を卒業するまで住んでいた街は、JRも通っていないような田舎の片隅にありました。子供心をくすぐるような娯楽施設なんて当然なくて、僕らの遊び場は基本的に公園や山でした。あとは市民体育館の卓球場とか。 今みたいにスマートフォンが流通している…

尾の旅

全ての生物は神が創造したというそれまでの常識に一石を投じたのがダーウィンの「進化論」であるというのはあまりにも有名な話。 ヒトはサルから進化したなどど言うものですから、神を中心とする宗教的価値観が尊ばれていた当時の社会からは大変な批判を浴び…

不安とミニマリズムの旅

ここ最近、断捨離にはまっています。 断捨離という言葉は、もうそんなに真新しいものではありません。(流行語に選ばれたのが2010年) 一周回って覚えてない方のためにざっくりご説明すると、 断=入ってくるいらないものを断つ 捨=家にはびこるガラクタを捨…

貨幣と夢の旅

僕は関西生まれの関西育ちです。 関西人(というか大阪人)の印象というと関西以外の方からはあまり良いイメージを持たれていないのだろうなあという変なコンプレックスがあります。声が大きいとか言葉遣いが汚いとか、押し付けがましいとか。 特に、大阪人…

コンビニとデザインの旅

突然ですが、ローソンのロゴって書けますか? (もしお手元にペンと紙と気力がある方は、ノーヒントで書いてみてください) 書けましたか? 書いた方もそうでない方も、正解を知りたい場合は「街のホットステーション」で検索してください。ミルク缶を書けた…

お手洗いとメトニミーの旅

「お手洗い」 「鍋」 「ホワイトハウス」 「太宰」 何のことだかお分かりでしょうか。 「お手洗い」は「お手洗い」ではありません。 「鍋」はしばしば「鍋」ではないですし、「ホワイトハウス」は時折「ホワイトハウス」ではなく、「太宰治」が「太宰」では…

3とサード・プレイスの旅

「サード・プレイス」という 自宅(ファースト・プレイス)でもない、 職場(セカンド・プレイス)でもない、「第3の場所」。 が、また一段と流行ってきている、気がします。 オルデンバーグが定義する“サード・プレイス”の8つの特徴中立領域サード・プレイ…

信号と赤と1の旅

「青は、『進め』だな?」 「そうだよ」 「赤は?」 「『止まれ』だよ。当たり前だ」 「はたしてそうかな」 という会話で始まるコントがあります。 はたしてそうなのでしょうか? これ、少し間違っていて、青は「進んでも良い」という意味らしいです。 回り…

【導入編】ルーツの旅

イントロダクション。 初めましての方は初めまして。そうでない方は、、いるのかな。 シモダヨウヘイ(@shimotch)と申します。以後お見知り置きを。 早速ですが「ことば」って素敵だと思いませんか。僕は思います。 (冒頭から唐突にごめんなさい。ことば足ら…