ルーツの旅

ルーツの旅

世の中に溢れる様々なもの、の中から気になるものを拾い上げてそれのルーツをたどります。

コンビニとデザインの旅

突然ですが、ローソンのロゴって書けますか?

(もしお手元にペンと紙と気力がある方は、ノーヒントで書いてみてください)

 

 

 

 

書けましたか?

 

 

 

 

書いた方もそうでない方も、正解を知りたい場合は「街のホットステーション」で検索してください。ミルク缶を書けた方は結構いるかと思いますが、下部の「STATION」まできっちり書けた方はどのくらいいるでしょうか。(僕は書けませんでした)

 

ちなみにローソンのロゴに白のミルク缶マークが使われている由来は、1939年に米国オハイオ州のJ.J.ローソン氏が営んでいた牛乳販売店「ローソン」にあるらしいです。ちなみにちなみにローソンの日本1号店は桜塚店(大阪市豊中市南桜塚)らしいです。以上余談です。

ローソンの歴史|ローソン

 

コンビニの看板に限ったことではないですが、なんとなくのイメージで視界の片隅には入れているものの、詳細な部分までは僕らは意外と認識しないものです。情報過多なこのご時世、パンクしないようにという脳の防衛本能かもしれません。

が、少しだけ注意をして視線を向けてみるといろんなことに気づくことができます。

 

コンビニロゴ繋がりですが、セブンイレブンのロゴ書けますか?

(もう書かなくて大丈夫です。頭の中でイメージしてください)

 

おそらく多くの人が「SEVENELEVEN」を脳裏に描いたかと思われます。いや違うよ!って方は教えてください。それが正解かもしれません。

 

正しくは「7-ELEVEn」、7は数字で最後のnは小文字なんです。(「いい気分」で検索してもおそらく出てこないので気になった方は素直に「セブンイレブン 看板」で検索するか最寄りのセブンイレブンに行ってください)

 

ルーツをたどる旅なのでなぜnだけ小文字なのか辿りましたが、これには諸説あるようです。一番メジャーなのは商標登録上(ELEVENだと申請が通らなかったので、最後を小文字にして登録した)の問題による説です。完全に雑学です。これを知っていればセブンイレブンの看板を見たときに自然とnに目がいくようになります。これを忘れても日常生活に影響は全くありません。

 

普段街中でコンビニを探すときに、なんとなく「青い看板=ローソン」「緑と青=ファミマ」「オレンジと赤と緑=セブン」ってざっくりと視覚的に判断している方も多いと思います。でも、コンビニに限らず世の中に溢れる看板のデザインにはそれぞれ会社が込めた思い、その会社のルーツがあって、それを意識しながら街中を見てみるのも面白いんじゃないでしょうか。

 

スタバのロゴ、書けますか?